全日本帽子協会・東京帽子協会では、年間で最も紫外線照射量が増える期間に、帽子の啓発を 『 帽子週間 』 キャンペーンとして実施しております。
平成29年にスタートしたこの活動は、紫外線対策の効用、転倒時の頭部外傷軽減対策及び服飾雑貨としての帽子の認知度を高め、国産帽子の需要喚起を目的としています。
気象庁作成の月別紫外線照射量データによると、太陽からの紫外線は4月から次第に多くなり7〜8月の夏がピークとなります。そして、日常生活の中でも紫外線を浴びすぎると人への健康に影響があることが判ってきました。
主な健康への影響とは、日焼け、紫外線角膜炎やシミ、しわ、前がん症、皮膚がんの発症などがあります。

紫外線による健康への影響を防ぐには、紫外線環境保健マニュアルによると、
(1) 紫外線の強い時間帯を避ける。
(2) 日陰を利用する。
(3) 日傘を使う、帽子をかぶる。
(4) 衣服で覆う。
(5) サングラスをかける。
(6) 日焼け止めを上手に使う。
とあります。

私ども全日本帽子協会・東京帽子協会では、紫外線量が多くなる夏に向けての紫外線対策として、 『 外出時には紫外線対策及び、転倒時の頭部外傷軽減対策に帽子をかぶりましょう! 』 というスローガンに、一般消費者の皆様へおしゃれをして元気になりましょうという啓発活動 (キャンペーン) を行います。


【参考資料】
気象庁 紫外線に関するデータ
 https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/info_uv.html

環境省HPより 環境保健マニュアル2020 / 2020年3月改訂版
 http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf <3.9MB>